北光会東京支部長就任にあたって

北光会東京支部長就任にあたって

令和元年6月吉日

C-S53 藤川 長敏

令和元年6月1日(土)開催の第68回北光会通常総会で、東京支部長を仰せつかりました、鉱山学部土木工学科卒業の藤川長敏です。

早いもので卒業して41年が経ちました。卒業以来、同窓会費は払っていたような気がしますが、本当の意味での北光会への参加のきっかけは、平成19年3月に恩師の故德田弘元学長からの電話を受けたことでした。それは、「今度北光会で台湾に行く事になった。ついてはお前も来い。部屋は一人部屋にしろ。いいな!」 と言う内容でした。そして、同年5月の北光会台湾総会出席に向けての旅になりました。その中で多くの先生方や諸先輩と親しくなることができ、貴重な体験をすることができました。「一人部屋にしろ。」 の意味はすぐ分かりました。懇親会の後の二次会の会場が私の部屋だったのです。“呑兵衛” の恩師が、同席の皆さんと和気あいあいと歓談する中に私も交わうことができて幸せな時間を過ごさせていただいたことを今でも想い出します。

その後、東京支部の活動に比較的こまめに参加しました。一木北光会では、自分の仕事についての話題を提供する機会もいただきました。そのような中で感じたのが、「自分はいつまで経っても新人だなあ」 ということでした。つまり、(大)先輩の参加が圧倒的に多く、より若い世代の会員の参加が少ないということです。支部の運営において、若い北光会員に参加してもらうために、一木北光会の開催曜日を土曜の午後に変更するなどの工夫をしていますが、現役で仕事をしている人たちの参加がなかなか増えないのが現状です。時代は今、「働き方改革」によって名実ともに土曜休日が増えてきていますので、これからは若い人たちの参加が期待できますし、またそのように働きかけていきたいと思います。

加えて、東京支部の諸先輩方の豊かな経験と知識の伝承を常に守る北光会であるべく、今まで以上に会員の皆様とコミュニケーションを密にして、また一木北光会、山手線一周の会、工場見学会、賀詞交歓会など様々な行事を通じて、これまで以上に、秋田大学の卒業生の団結の一翼を担える支部にしていきたいと考えます。支部会員の皆様のご指導とご協力、そして支部活動への参加をお願い申し上げます。

微力ではありますが、北光会東京支部をますます発展させるために、会員の皆様とともに頑張ることをお約束して、支部長就任の挨拶とさせていただきます。

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