12月12日 午後、先日からの冷たい雨が上がり、晴れ間が見られるようになりました。こんな時には、カワセミをよく見かけますので出かけてみました。2羽一緒にいましたが(写真1、2)、今の時期に2羽で一緒にいるのは珍しいので写真を撮っていたら、写真3のような行動がありました。その後、1羽がどこかに飛んでいき、残り1羽となりました。家に帰って写真をチェックしたところ、2羽とも雄の成鳥と確認できました。おそらく、「縄張り争い」 をして勝った方が残ったと思われます。多くのカワセミはカメラを向けると、直ぐ飛び立ちます。
しかし、この時は2羽で近くの枝の間を飛び回るだけで、遠くに飛び立つことはありませんでした。カメラよりも縄張りが大事であったのでしょう。
撮影した場所の、程久保川は多摩川水系の一級河川です。かつて遊園地や温泉施設として賑わいをみせた、多摩テックのあった付近を源流域とし多摩動物園前を流れ、浅川に合流する全長約5km、川幅10m内外の河川です。今年の程久保川は、例年になく水量が少なくカワセミの餌となる小魚の生育地が変わり、少ないようです。そのためか、写真を撮れる場所も例年とは変わっております。写真4は、八重桜が満開の頃の程久保川の風景です。2018年12月13日 【菊地芳朗】
コメント
いいシャッターチャンスですね!(写真3)
何ミリの望遠で、何時間待った一枚ですか? 石松(BS32)